新入社員にこそキャリアの描き方は重要

学生時代を終えて働くようになると、自分がどのようなキャリアを積みたいのか考える機会を持つことが大切です。
キャリアとは会社員あるいは個人としての経歴です。
漠然とした内容でもかまわないので、可能であれば学生時代のうちから考えるようにしておきましょう。

具体的なキャリアの描き方としては、社内で理想の人物や未来の自分に当てはまりそうな人物を見つける方法があります。
その人物を参考に、これくらいの年齢なら社内でこれくらいの地位にいるはずだと予想し、さらに社内の地位だけでなく給与額についてもステップアップの様子を考えます。
一定の予測がつき、それに納得できるならあとは予測を実現するように努力を重ねるだけです。
残念ながら、参考になりそうな人物が見当たらずに予測に満足できない場合もあります。
そのときはどのようにすれば満足できるのか考え、転職などを選択肢に加えることも良いでしょう。

キャリアの描き方は自分が所属する企業内だけで考えず、プライベートを考慮することも大切です。
結婚して子どもを育てるなら一定のお金が必要になるので、中長期的な収入の予想を立てることは欠かせません。
また、女性の場合は出産と子育ても大切なポイントで、仕事と出産や子育てをうまく両立させるには、ある程度の計画性が必要になるでしょう。
人生には予測不可能なことも起きるので、なかなか計画通りにはいかないこともあります。
しかし外国語学習や資格取得など、短期的な対応では達成できないこともあるので、未来の自分を想定することは誰にとっても大切です。